2008年06月12日
今日は、
アメリカの高校生と触れ合う機会がありました。

アメリカの高校で日本語の授業をとっている十数人。

実際に会ってみて、
「あ、英語分らないや」
って、そのときようやく分りました。


もちろん、
日本の高校の先生や、
あちらの引率の先生が通訳してくれるのですが、
英語が分かるひとばかりの中に、一人、
日本語オンリーの自分というのは、
心細いものがありました


大学時代も留学生と話をすることはありましたが、
日本語が多数派の中ですから、
そんな心細さを感じることはなかったです。

しかし、
考えてみると、
そうして少数派として生活していくことは
大変なことです。

日本にきている外国のひとには、
出来るだけその人の国の言葉で話したいものだと
思いました。


ですが、
今日は、日本のアニメのことで、
とても盛り上がりました。

「なんで日本語を勉強しようと思ったのか」
と聞くと、
日本のアニメから、
日本に興味を持ったという生徒が多かったです。

アニメの話になると、青い目がキトキトになってました。

アメリカのアニメもあるが、日本のものとだいぶ違う。
日本のもののほうが大変人気がある。
ということでした。

ジャパ二メーションといわれ、
輸出産業として国が力を入れていると
聞いていましたが、
それを実感した一幕でした。



2008年05月31日

ブログの更新があまりに間がありすぎて、、
すみませんm(..)m
特にいつもみてくださってる方、
いつ見ても同じ記事で、、、、(汗)

どうぞ暖か〜い目で、見てやってください。


以前、このブログにも書いていましたが、
富山県美術展(県展)に向けて制作していた作品を、
先日無事搬入しました。

入選させていただいて、
今日から県民会館にて
展示されています。

県展は、
富山県立近代美術館、
水墨美術館、
県民会館、
で、開催中です。

こういうのは、
どれだけの人が来場したかということが
大事になってくるようです。

展覧会などに、普段あまり行かないという方も
お近くに行かれる方は、
少し寄って見られるのも、
いいかも知れません(^^)


2008年05月23日
東京都・荒川区に、「あらかわ遊園」という、親子連れに人気の、遊園地があります。
絶叫マシーンとは程遠い、ゆっくりとした乗り物しかない、その遊園地の入り口の門のところに、平田の彫刻がおかれています。



旅人 〔伊達冠石・御影石 2006年〕

大学院の修了制作として、大学院の2年間、断続的ではありますが、これにかかりきりになってつくりました。
それが、「荒川区長賞」という、暖かい賞を受けて、あらかわ遊園に設置されています。

そのときに、どの場所にどうやって設置するかということは平田に任せてもらいまして、あらかわ遊園をじっくりと見てまわったことがありました。

今週、NHKの朝の連続テレビ小説をみていたら、そのときにみた景色がたくさんあって、懐かしい感じを受けました。
あらかわ遊園がロケ地になっていたようです)

自分の作品が置かれている場所というのは、特別なおもいがあります。
遊園地に来た家族連れが、作品をなでては親しんでいるというのを、区の方からお聞きしては、いい場所においてもらったなあ。というおもいがわいてきます。

まさに、そんなところにおいてもらいたかったんです。

石はいくら堅いといっても、長年にわたって、多くの人になでられているうちに、かたちも変わってゆくし、ピカピカにもなります。
(あんまりすぐに変わってしまうのも趣きにかけますが・・・)
ミケランジェロの彫刻で、多くの人に触られて、膝の部分がズルズルになっている彫刻の写真を見たことがあります。
石の魅力の一つに、そんなふうにして、長い時間を作品に宿してゆけるところがあると思っています。

だから、ぴったりの場所でした。

それともう一つ、荒川区は、松尾芭蕉が、奥の細道の旅を始めた出発地点らしいのです。
この作品のテーマも旅人ですから、やっぱりぴったりでした(^^)

芭蕉の歌ではありませんが↓

今ははや一夜の夢となりにけり
 往き来あまたのかりのやどやど




2008年05月13日
「カタイよ」っていわれるこのブログですが、
今日は一段と重たいカタイ、
でも真面目な話です(><)
長文ですし、
疲れている人は、読まないほうがいいかも(^^;)



今日うちに帰ってきて、テレビを見ると、中国の四川省でおきた大地震の映像が流れていました。
ぱっとみても、なんの映像なのかわからない、
「世界のビックリ映像」かなにかの番組かなっと思ってみていたら、今日、大地震が起きたということがわかってきました。

マグニチュード7.8
死者107人

・・・と、そのときは報道されていました。

震源に近い中学校の、3階建ての校舎が倒壊し、生徒が下敷きになってしまった、惨劇の状況が映し出されます。

まさか、こんなことになるなんて、下敷きになった中学生の誰か一人でも想像したか。
新学期に胸躍らせて頑張っていた子供たちに、一瞬にして襲った悲劇の現場、そう思うと、
やりきれない思いがするのですが、
その映像は、あまりにも当たり前のように、白々とそっけないというか、、なんと言えばいいのか・・・

そう考えあぐねていると、7年前のことが思い出されてきました。
9・11、アメリカでおきた同時多発テロ
あの時も、一斉にテレビで映像が流されました。

当時、私は大学1年生で、不安と焦りでごちゃごちゃの下宿で、その日の夜、友人とお互いに、首像のつくりあいをしていました。
何かにおいたてられるような、逃げるような焦りのなかで、友人と二人、彫刻と格闘、、、していたつもりでした。

少し休憩をしようと、コーヒーを入れて、テレビをつけると、あの映像が流れていました。。
9時を少し過ぎた時間。映画のワンシーンかと、最初は思いましたが、やがて、私にとっては前代見聞の大事件がおきたことがわかってきます。

誰がこんなことになるなんて、想像しただろうか、
「今日はあれをしてこれをして、あの仕事は〜までに片付けよう」なんて考えながら出勤した、
まったく自分と変わらない生活をしていたひとの、
いつもの日常が、まさに一瞬にして地獄に変わってしまう、それが現実なんだと、見せ付けられる出来事でした。
じぶんと同じように、何事もないように、朝、顔を洗って、「行ってきます」といって出て行ったひとが、帰らぬ人とならねばならない。
そんな現実を突きつけられます。



・・・しかし、そのときも、もちろん大惨事に驚きながらも、だんだんとそれが、なんともそっけない、白々しい映像に見えてきてしまうのが、自分でもなぜだろうと思いました。

「自分のこのアパートに、旅客機が突っ込んでくるなんて、ありえるわけ無いよ」だから大丈夫。
と安心しているんでしょう。
でも、あのビルのひとたちも、
「こんな大きなビルには、いつ旅客機が突っ込んでくるか分からないぞ」
なんておもっていたはずがありません。
そんなひとがあれば、アタマ大丈夫かって、言われたでしょう。
でも、本当に思いがけないことが起こって人生をめちゃくちゃにされた人たちが、映像で映し出されているのです。

火がまわって、どうしようにも逃げ場がなくて、何十階とあるビルから次々と飛び降りる姿が映し出されます。

「自分とは関係ないよ」と白々と眺めている自分に、
「ホントに?!」と問いかける声があり、
粘土まみれの手のまんまで、なんとも、
彫刻づくりなんてしてられない、と、力が抜けてしまいました。。


「煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、万のこと皆もってそらごと・たわごと・真実(まこと)あることな」し(歎異抄)
親鸞聖人の言葉が、胸に迫ります。


2008年04月17日
先日、富山県立近代美術館で開催中の、
日展100年展を見てきました。

まず、いつも思いますが、近代美術館での展覧会のチラシのデザインは、とても素敵だと思います。
少し宇宙的なような、「あぁ、こんな世界見てみたい」って、思わせられます。

どなたか有名な方がデザインされてるんでしょうか・・・
「そんなことも知らんのか」って言われずに、しっとらられる方、教えてください。。

大学の近くで、毎年日展の展覧会がありましたが、
日展のポスターは、日の丸を反転したような配色で、鎧兜をつけて見に行くような感じで、気合をいれて見に行ってました。

そういう展覧会では、点数が多いですから、彫刻なら、彫刻を見終わったら、ぐったりしとて、
絵画など他の展示をゆっくりみることもあまりなかったように思います。

今回の展覧会は、彫刻、絵画、書、工芸、デザイン(順不同)などが入り混じって、美術館の空間の中で、それぞれが響きあって、いっそう味わって見れたように思います。

そうして、
石井鶴三さんの、相撲の作品も、新鮮な感じを持ってみることが出来ました。
日展といえば、等身大くらいか、それ以上の人体像というイメージがありましたが、それは(「文展」時代ですが)小さな像で、こういう展覧会で見ると、
異色な感じがしました。

土俵際で逆転の投げを決めんとしている瞬間をとえらえていますが、小さいからこそよく見える、構造的な面白さの中に、劇的な場面を刻み込まれていて、やっぱりすごいなあと思って見ました。

あと、山ア覚太郎さんの色漆の青が鮮やかな作品も、じっと見つめていたくなる作品です。
会場におられたK新聞のIさんは、さすがに詳しく、
山アさんは富山出身のひとで、ヨーロッパに留学して帰ってきて間もない時期の作品なんだと教えてくださって、
なるほどと思いました。

新聞社の方ってすごいですね。
情報を見つけて勉強して、しかもそれを覚えてて、必要なときに引っ張りだしてこれるんですから。

羨ましい(><)








プロフィール
 
昨年から富山に帰って彫刻をしている。いろんな仕事をしながら、(?)制作にいそしんでいる。大きな石が彫りたい。。
作者名平田昌輝
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